天の川 [趣味]
先週前半に夏休みをいただいて、家族で長野県の家内の実家に帰省してきました。
実家は市内にあり、そこを起点にして色々な温泉や諏訪、霧が峰、蓼科等などにドライブ三昧でした
その中で、長野市内から1時間くらい白馬方面の山に入った「鬼無里(きなさ)」という村の古い民宿に泊まりました。
その時に驚いたことが二つ
まず、夜になったら寒いこと、寒いこと
「今日は涼しくて寝やすいね」といったレベルではなく、最夏なのに毛布に包まらないと眠れないほど寒かったです。
日中はものすごく暑かったのに、日が落ちて夜になるとTシャツ1枚では風邪を引きそうに寒い思いをしました。
もう一つ、これは久しぶりに感動したのですが、「空にはこんなに星があるのか」と驚愕するくらい、星が綺麗でした
天の川がくっきり白く見え、普通は見えないような低い等星の星も見えるため、逆にさそり座や白鳥座が見えにくくなるくらいなのです
子どものころ、八ヶ岳に遊びに行って眺めたときに見た星空と一緒で、宿に入るのが勿体無くて、その寒い中で首が痛くなるまで、ずっとずっと見上げていました。
これらの星は、東京でもどこでも「ある」はずのものなのに、「見え」ていないだけなんだ、と思うととても不思議な気持ちになります。
普段、東京にいて星空を見上げるようなことはしませんが、場所や環境を変えることで、「この空の先に、あの星空があるんだ」と気付けたことはとても良い経験になりました。
何かロマンチックで似合わないですね(苦笑)
今年の野菜たちは・・・ [趣味]
先々週から随分更新が遅れてしまいました
仕事が忙しいときより、家族サービスなどで土日の時間がなかなか確保できない方がブログの更新が遅れる傾向があるかもしれませんね・・・
日曜は家内から「サラダの材料を取ってきて」との指令を受け、畑に取りに行きました。
やっぱり今年は土の病気と日照時間の不足、長雨の影響等でトマトもキュウリも昨年の三分の一くらいしか収穫できませんでした。
特にトマトは、実はなるのですが、なったまま割れて腐ってしまうものが多く、可哀想な感じです
少し前の日経ビジネスで、地球温暖化の影響からか昔は日本に生息できなかった害虫が出てくるようになり、いち早くそれを駆除する薬を開発した企業があるとか、かつては育たなかった農作物が北の地方でも栽培できるようになったりとか、こうした環境をバネにして新しいビジネスに取り組む企業もあるようですが、一市民として家庭農園に取り組む身としては、目の前の野菜たちに一喜一憂です。
ナスは、全く駄目になってしまう苗もありましたが、残りの苗は何とか難を逃れ、それなりの大きさで食べれるくらいになっています
みずな、ターサイ、小松菜の跡地に枝豆を蒔いたのですが、枝豆はそれなりに実が厚くなってきて、「ビールに枝豆」が楽しめるようになりました
夏野菜はそろそろ終わりになる頃です。
早いもので、次の秋冬の野菜の準備にかかる時期になってきました。
キャベツ、ブロッコリーなど、今年はちゃんと育ってくれるのか若干心配ですが、あまり先のことは気にしないで楽しんでいきたいと思います
家族で海水浴に [趣味]
皆さん、こんにちは。
朝の通勤電車に乗ると、夏休みの親子連れとおぼしき方々を多く見るようになりましたね
今年は雨が多くて観光客の出足や小売業様での夏物の売れ行きなどが心配ですが(花火などは例年の数十%も売上が落ちているそうです)、今回は仕事とは離れて、先週末に家族で千葉県の安房鴨川に遊びに行った話しを書きたいと思います。
幸いなことに天気は快晴で、前原海水浴場と鴨川シーワールドで、私も子どもたちは大はしゃぎでした
海って波が寄せて来て、また帰って、浜辺でビチャピチャするだけなんですが、何であんなに楽しいんですかね。
朝から晩まで一日海辺にいたので、すっかり日に焼けました(今、顔と肩の皮がボロボロです…)
私は山国育ちで、海には独特の憧れも入っているのかもしれません。
車で移動したのですが、東京板橋区から首都高、東京アクアライン経由でいくと約二時間ちょっとで着いてしまい、こんなに近くにこんなにいっぱい遊べる場所があったのかと軽く感動しました
ETCは楽なのでずっと使っています
「ピン!ご利用料金は…」と装置が機械的な声で語りかけてくると、既に完全に職業病ですが、「高速の乗り降りの際に、料金計算のためのデータ以外にどれだけのトランザクション情報がそこに落ちるんだろう」等と考えてしまいます。
カードには「誰が」という情報が入っているだろうし、「どこからどこまでいつどういう属性の人が通行したか」が把握できることで、ものすごいマーケティングに有効な情報が得られているはずです。
ETCに限らず、SUICAやPASMO等のカードも、携帯も、ショッピングの際に使うクレジットカードなどからも、膨大な「ユーザが活用した結果の情報」が得られていると思います。
こうしたデータが現状どれだけ有効に活用できているか、もしくは、何らかの事情・理由で活用がうまくできていないかは、今のところ私はよく知りません。(多分、なかなか思うに任せないのが実情と思いますが)
しかし、人の行動の結果がデータとして大量に蓄積されるようになればなるほど、それらに対して創意工夫を凝らして、余すところなく活用することで、商品やサービスをより良くしていくことができるであろう可能性を考えると、本当にワクワクします
夏野菜の収穫 [趣味]
土曜日は、子どもたちと家庭菜園の野菜の収穫です。
前にブログに書いたとおり、今年は土の病気で去年ほどの収穫量には遠く及ばず、味も野菜本来の濃さが欠けている感じがします。
でも、がんばって育ってくれた“恵み”たちを収穫できるのは嬉しいことです。
トマトは実になったまま腐ってしまうものもありましたが赤く大きくなるものもありました。
↑赤く、大きく育ったトマト
ミニトマトは比較的被害が少なく、それなりの収穫量です。
ナスは6本中2本の苗はほぼ実がならなくなってしまいましたが、大きいのがいくつも取れました。
ピーマンはそろそろ食べ頃になってきています。
えだまめはもう少しで実がついてくるころでしょうか・・・
たった8畳程度の農園ですが、汗だくになりながら草むしりをしていると、申し訳ないですが、ビジネスのことは一切頭から離れますね。
最近、「ワーク・ライフ バランス」みたいなキーワードが取り沙汰されますが、私はこれにとっても違和感を覚えます。
仕事と家庭のバランスを取ること自体は大切なことですし、毎晩終電か、お客様と飲んでタクシーで帰宅する私にそれがちゃんとできているとは口が裂けてもいえませんが、それは一個人が自らの意志でコントロールするべきものではないかと感じているからです。
「仕事は会社から与えられるもの」と捉えると、その与えられた仕事をこなすのが時間がかかりすぎて、“ライフ”側の時間が侵害されているといったマイナスの発想になります。
ですが、本当にそうでしょうか。
本来仕事とは、
「自分がやりたいことができると信じた会社・職場で、もしくは、それを自分で作り出して、そのやりたいことを自らの意志で実現していくべく努力するプロセス」
であり、理想的過ぎるとご批判をいただくかもしれませんが、仕事は自らの意志で作っていくものと私は信じています。
家族と一緒に過ごすことのできる時間の物理的な量も大切ですが、その質もそれ以上に重要であり、会社や経営者から「ワーク・ライフ バランス」といって一律に与えられるようなものではないのではないでしょうか。
現実的には、「人も潤沢にいない」、「経費もかけれない」で、それどころではない場面もたくさんあり、そういう運動でもやらないとどうしようもない環境もあろうかとは思いますが、週末の土いじりだけでも普段出来ない家族とのコミュニケーションを取ることもできるはずと感じています。
誰から与えられるものではなく「自らが主体的に係わり、誇りに思う仕事」と、家族との大切な時間をどう折り合いをつけるか、正解などあるはずがないですが、それに真摯に取り組んでいこうとする姿勢こそが大切なのではないでしょうか。
また、いつものように気がつくとビジネスの話になってきますね。
堅い話にいつもお付き合いいただいて、ありがとうございます。
どうしようもないこと [趣味]
先週の土曜日は炎天下の中でまた家庭菜園でした。
息子と二人でじゃがいも収穫大会。
畑仕事が終わってから1リットルの水を飲み干したので、相当の汗をかくものなんだと思います。
やはり気持ち良いですね
「キタアカリ」という種の新じゃががたくさん、それと巨大な大根が取れました。
でも、今年は農園でちょっとした異変が・・・
土の病気が広がっていて、キュウリ、ナス、トマトなどが枯れて来てしまうようで、薬とかそういう人為的なことをいくら施してもどうしようもないとのこと。
対処法は次に苗を植える時に、「天地替え」といって土を相当深く掘って入れ替えを行うくらいしかないそうです。
うちの畑もナス、キュウリは葉っぱが枯れ始め、トマトは昨年のような勢いがありません。
せっかく丹精込めて育てたつもりだったのに、残念で仕方ありませんでした・・・
その時にふと、
「普通のビジネスは外部環境の影響は大きいが、死ぬ気で努力すれば全く打つ手がないということはあまりないだろう。それに比べ、農作物はその年の自然災害やその時に起こる予期せぬ自然現象から逃れることが出来ない。昔はそれが人々の生命をも左右していた訳で、本当に誰かのせいでもなく“仕方がない”、“諦めるしかない”ということがあるんだな。」
と感じました。
私は生来の性格からか、ビジネスには執念深いというか、執着心が強く、
「あのとき、もっとこうすれば良かった。この判断は、あれじゃだめだった。」
という感じで、心が惹き止められることが多くありますが、時として過去を一顧だにせず、“前を向くしかない”ような局面を受け入れるような強さを身につけていきたいなと思いました。
家庭菜園でも結局仕事のこと考えていますね。
いつも堅い話ですいません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
家庭菜園 [趣味]
今日は少しビジネスの話題を離れて、梅雨の合間の晴れ間を縫った家庭菜園の話を少しだけしたいと思います。
去年からずっとやりたいと思っていた農園の抽選が当たり、区から年間5千円で八畳くらいの農園を借りて週末は畑つくりに勤しんでいます。
これがまた最高に楽しい!
汗みずくになって畑を耕したり、棚を作ったり、寒冷裟(「カンレイサ」といって風や 鳥・害虫よけの、メッシュの細かいシート)をかけたり・・・。
6歳と3歳の子どもたちも泥だらけになって、ダンゴ虫やミミズを怖がりもせず遊んでいます。
畑仕事をしているその瞬間は、仕事以外にあまり趣味のない私でも、ビジネスのこともあらゆる日常の雑事も忘れてしまいます。
「この苗がちゃんと育ってくれるか」、「収穫する時にはどんな姿か」などだけしか頭に浮かんでこないため、”頭のメモリ”が一気に解放される感じでしょうか。
この日もキュウリ、ナス、ピーマン、新じゃが、だいこんが収穫でき、
トマトが初夏に向けて太ってきました。
無農薬かどうかは味覚に疎い私にはよくわかりませんが、その日の朝にとった野菜を新鮮そのまま食べるのは確実に美味い!
家族4人ではいつも食べきれないので、周囲の方にお裾分けしたりするのですが、これもまた喜ばれるので、ますますその気になってがんばってしまいます。
「順調ですか?」
「この畝こう作れば良いんですよ」
農園は地域の方々と交流するのにも貴重な機会になります。
首都圏に住んでいると、大人も子どもも「土」に触れる体験をすることはとても難しいことと思いますが、非常に大げさな言い方をすれば、農耕民族である日本人の原点はやはり「土」にあるのでは、感じます。
仕事や人間関係のプレッシャーで精神的に追い詰められてしまうビジネスパーソンが多いようですが、畑仕事はその処方箋になるかもしれません。
また、仕事の話っぽくなってきましたね。
今日はこの辺で筆をおきます。
失礼いたします。