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夏野菜の収穫 [趣味]

土曜日は、子どもたちと家庭菜園の野菜の収穫です。

前にブログに書いたとおり、今年は土の病気で去年ほどの収穫量には遠く及ばず、味も野菜本来の濃さが欠けている感じがします。

でも、がんばって育ってくれた“恵み”たちを収穫できるのは嬉しいことです。

トマトは実になったまま腐ってしまうものもありましたが赤く大きくなるものもありました。

トマト090711.jpg

↑赤く、大きく育ったトマト

ミニトマトは比較的被害が少なく、それなりの収穫量です。

ミニトマト090711.jpg
↑徐々に色づき始めたミニトマト[ぴかぴか(新しい)]

 

ナスは6本中2本の苗はほぼ実がならなくなってしまいましたが、大きいのがいくつも取れました。

なす090711.jpg
↑みずみずしくて美味しいです[わーい(嬉しい顔)]

 

ピーマンはそろそろ食べ頃になってきています。

ピーマン090711 .jpg
↑もう少しでいっぱい収穫できそうです[exclamation×2]

 

えだまめはもう少しで実がついてくるころでしょうか・・・ 

たった8畳程度の農園ですが、汗だくになりながら草むしりをしていると、申し訳ないですが、ビジネスのことは一切頭から離れますね。

最近、「ワーク・ライフ バランス」みたいなキーワードが取り沙汰されますが、私はこれにとっても違和感を覚えます。

仕事と家庭のバランスを取ること自体は大切なことですし、毎晩終電か、お客様と飲んでタクシーで帰宅する私にそれがちゃんとできているとは口が裂けてもいえませんが、それは一個人が自らの意志でコントロールするべきものではないかと感じているからです。

「仕事は会社から与えられるもの」と捉えると、その与えられた仕事をこなすのが時間がかかりすぎて、“ライフ”側の時間が侵害されているといったマイナスの発想になります。

ですが、本当にそうでしょうか。

本来仕事とは、

「自分がやりたいことができると信じた会社・職場で、もしくは、それを自分で作り出して、そのやりたいことを自らの意志で実現していくべく努力するプロセス」

であり、理想的過ぎるとご批判をいただくかもしれませんが、仕事は自らの意志で作っていくものと私は信じています。

家族と一緒に過ごすことのできる時間の物理的な量も大切ですが、その質もそれ以上に重要であり、会社や経営者から「ワーク・ライフ バランス」といって一律に与えられるようなものではないのではないでしょうか。

現実的には、「人も潤沢にいない」「経費もかけれない」で、それどころではない場面もたくさんあり、そういう運動でもやらないとどうしようもない環境もあろうかとは思いますが、週末の土いじりだけでも普段出来ない家族とのコミュニケーションを取ることもできるはずと感じています。


誰から与えられるものではなく「自らが主体的に係わり、誇りに思う仕事」と、家族との大切な時間をどう折り合いをつけるか、正解などあるはずがないですが、それに真摯に取り組んでいこうとする姿勢こそが大切なのではないでしょうか。

また、いつものように気がつくとビジネスの話になってきますね。
堅い話にいつもお付き合いいただいて、ありがとうございます。


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Yome

はじめまして。
Yomeと申します。

realizeさんのブログに触発されて、書かせていただきます。

ワーク・ライフ バランスを仕事と生活の「調和」と捉えたとき、仕事が生活のせいでバランスできていないと考えるか、生活が仕事のせいでバランスできていないと考えるか、今の日本は後者の方が多いでしょうか。

もちろん捉え方は、人それぞれ。
仕事と生活=5:5なのか8:2なのか、それは誰かに決めもらうことではなく、自発的に決めることであるというご意見は、個として正しいと思います。


しかし、お客様も社員も、どのご家庭であっても、集団として考える必要があると思いました。
私の調和が、他の誰かの不調和として降りかかっているかもしれないと言う意味です。

仕事をたくさんしてお客様にも喜んでいただいて私は満足。体も疲れて、思わぬ深夜帰宅となってしまったその夜、自分の子供が冷たくなって床に落ちていたということがあってはいけません。

皆人として生きていて、1日24時間。これに、曜日・寝る・おきる・食べる時間という区切れを付け加えると、やはり調和を取らざるを得ない場面が出てくるだろうと思いました。

一人一人が、自分観点のバランスを主張し合うことではなく、人間の生きるサイクルよりももっと高度な感情や欲求をも満たしうる、集団で共通の制度・ルールが必要だろうということです。


変わって、家庭と会社、個人と集団、顧客と当社と考えたとき、それらはカネ・雇用・経済上の立場など、対等な力関係とは言えないと思います。

その上で調和を考えるには、36協定や会社の勤務ルールが必要で、最近のワーク・ライフ バランスという言葉についても、与えられたと捉えることなく、集団・組織生活上のルールとだけ、捉えればよいのかもしれません。


私の家族は、私個人の調和の下敷きとならず、本当に幸せでしょうか。
私のお客様は、私都合の迷惑なく、喜んで頂けているでしょうか。

今日はよいブログを読ませて頂いたと思います。
ありがとうございました。
by Yome (2009-07-17 00:00) 

realize

Yomeさん、コメントいただき、ありがとうございました。
こうしてリアクションをいただけるの、とっても嬉しいです。

おっしゃるとおり、何事もそうですが、世の中のバランスを保つうえでのセーフティネットのようなものは最低限必要ですよね。
その土俵ができていることを大前提として、個人が自らの意志でどう仕事と家庭に向き合うか、が上記の私見になります。

いずれにせよ、こういう議論が社内外を問わずオープンに行われたり、真面目に考えられることが大切だと感じます。

by realize (2009-07-17 14:12) 

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