【ちょっとだけご報告】区民農園が今年も当たりました! [趣味]
去年も何度かこのブログで報告させていただきましたが、今年も農園をやることができることになりました。
とにかく競争率が高かったようで、第一希望の自宅から数分の畑は抽選から漏れてしまいましたが、少し離れた(10分くらいのところ)第二希望の畑が当たりました。
今年一緒に畑をやっていたご家族の方々も相当外れてしまったようで、うちは運がよかったです。
今週末、土地を耕して空気を入れてあげて、堆肥と石灰を蒔きました。
やっぱり、すがすがしい。楽しい。
風が強くて目や鼻の中に土ぼこりがいっぱい入ったのはつらかったですが、汗をいっぱいかいて無心で土を深く掘り起こしていると、頭のメモリがクリアになっていくのがわかります。
忙しいビジネスマン・ビジネスウーマンや、特にデスクワークが多い職種の方々には絶対にお奨めです。
今回の区民農園は、高台のようなところにあるのですが、前回のところと比べて土の質が違うというか、どちらがより野菜に適しているかはわからないにせよ、こんなに耕す感覚が違うものかと、小さな驚きも盛りだくさんです。
来週末は、また何とか時間を作って、じゃがいもを植えたいと思います。
もう目の前に、この4月から新たな事業年度が始まります。
当社のデータマネジメント事業にとっても、これまでにない新たなチャレンジが必要なときであり、かつ、新たな展開の予感もあります。
私の個人・家族的には、長男の小学校入学、長女ももう年中さんで様々な出会いやイベントがあるでしょう。
公私ともに多忙で七転び八起きの年度になりそうですが、虚心坦懐に没頭できる畑の存在は私にとって相変わらず大切な営みになりそうです。
以上、ちっちゃなご報告でした。
堆肥と石灰を蒔いた今年の畑
【閑話休題】「竜馬がゆく」、読み終わりました
前回のブログを書いた数日後に、「竜馬がゆく」を読み終わりました。
いつも夜中の2時か3時くらいになって、就寝前のほんの少しの時間をどう使うか・・・
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃなので葛藤しながらですが、結局、読みたくなってしまって読んでしまいました。
確か、本当は「戦略的データマネジメント」のことを書くことになっていたような。。。
こちらももう少しで読み終わりますが、年度末の各プロジェクトのデリバリー、来年度4月からのプロジェクト提案・最終調整に諸々と忙しくて、土日含めて自分の時間がなかなか取れない状況です。
周囲の社長さん仲間と話をしていても、この厳しい経済情勢を受けて明るい話題が本当に少ない。
そうした中で、仕事がたくさんあって首も回らないというのは有り難い限りですが。
さて、今日は若干余熱が残っているのでビジネスの話題ではなく、「竜馬がゆく」の読後感について、勝手な思いで書きたいと思います。
何度読んでも、読むたびに自分のそのときに置かれている環境や境遇、場所によっても違う発見があることが本当に面白いと感じました。
年明けからデータマネジメントの世界観をもっと広く世の中の方々に知っていただこうと、社外の志ある方々(といっても、とても少数ですが)と取り組みを企画しているのですが、何事においてもそれぞれが思いや信条をもって臨む分、お互いに「大同小異」や「総論賛成、各論反対」の場面が多く、自社の事業以外のところで何となく閉塞感を感じていました。
そういう心境と、大河ドラマ等で世の中的にも「坂本龍馬」が脚光を浴びている昨今のトレンドとも相俟って、「竜馬がゆく」を何年かぶりに手をとった次第です。
今回、司馬遼太郎が描いた竜馬のことを「自分もこうなりたい」と再認識させられたのは、
「○○はこういうもので変わらない」 「××はこういう決まりがあって、こうでなくてはならない」
といった固定観念を打ち破る発想と、様々な論調を否定せず、柔軟に“目的”に合わせて統合していく視点の高さです。
こう書くととっても陳腐になってしまってもどかしいですが、「新政府が成立した後の、これまでの士農工商のような身分制を完全に排除した民主主義のビジョンを示す」ということが、あの当時どういうことだったのか。
きっと、司馬遼太郎が描いた「竜馬」にとっては、佐幕や倒幕、尊王攘夷といったイデオロギー論や志士たちの出口を求める沸騰したエネルギーは、「彼が実現したい世の中を創りだしてゆくための手段」に過ぎなかったのではないかと思います。
揺るがない「目的」に照らして、個々の事象を見れば、その事象しか見ていない人たちからすると突飛な、もしくは、イメージが出来たり、意見は言えてもとても現実感がない大事業が、彼にとっては船中八策も大政奉還も理に適った流れであり、至極当然の動きであったのではないかと。
あの幕末の豪傑・人物である西郷でも桂でも「徳川幕府、旧政権を倒すこと」が目的化していた中、倒幕後のあるべき日本の姿のビジョンをイメージして、ぶれない目的のためにあらゆる手段を複合的に講じ、さらに、その目的に向けてキーマンを動かす人間的な魅力―私にとっては、本当に目指してやまない人です(とても、そんなふうにはなれないと思いますが)。
ある視点、ある視野の中では、もう「こうでなくてはならない」という思い込みやなかば客観的なデータに基づかない主義主張だけがぶつかって身動きが取れなくなっているのは、私たちの子どもたち、将来の世代に対してどれだけの負の遺産を抱えてしまっているかもわからない今の政治にも、まさに共通しているのではないでしょうか。
そんなに大きな話でなく、我々のIT業界の小さな世界でも同様です。
気がつくと、「業務をどう良くしていくか」、「自社のお客様にどうやって良い商品、サービスを提供していくか」よりも「システムを導入すること」、「誰かのメンツを立てること」、「△△制度を導入すること」へ「手段の目的化」が跋扈しています。
「竜馬」のように、「この目的を達成するためには、何をしなければならないか」を、 いつもどんなときでも私たちは一番に考えるべきである、と再度心に刻まなければならないと感じました。
とても個人的で感情的な感想に、最後までお付き合いいただいてありがとうございました。
(忙中閑あり)今年も畑に感謝 [趣味]
1月ももう残すところわずかになりました。
何本ものプロジェクトが走り始め、ものすごい勢いでビジネスが動き出しています。
24時間を使っても、いくら人を増やしても、やりたいことが数パーセントしかできていません。
そうはいっても、忙中閑あり。
四六時中ビジネスのことを考えている自身の反省もあり、今日は少し手を止めて趣味の家庭菜園の話しを書きたいと思います。
先週末、区から一年間借りていた農園をきれいに掘り返して元あった状態にしました。
天気が良かったせいもあって、大汗をかきながら畑を耕しました。
まだ大きくなりきってない大根や植えておきたいサニーレタスなども残っていて、毎年名残惜しい感覚を覚えます。
ただし、期限どおりに返却しなければならないので、少し寂しい思いをしながら畑を整理するのが恒例行事になっています。
今年は長雨と日照不足、害虫の大量発生のため、本当に不本意な野菜たちの出来でした。
でも「一年間本当にありがとうね」という感謝の念でいっぱいです。
競争率が高いようで来年も抽選で当たるだろうかと心配ですが、また当選を祈りつつ丸半日の畑仕事を楽しみました。
元来、仕事以外にあまり趣味がない私にとっては、こんなに楽しめて一心不乱になれる趣味は他にありません。
家内や子どもたちと一緒に土を耕したり、タネを蒔いたり、実った野菜を収穫したり、平日はほとんどコミュニケーションの時間がもてない私にとって、家族と一つのことに取り組んで過ごす時間としても大変貴重なものです。
私の会社や周辺では深刻な問題ではありませんが、「土に触れる」というプリミティブな体験は、“うつ”になってしまう人材が多いといわれているIT業界に係わる方々にとって、とても良い処方箋になるのではないかと感じます。
そんな大きな話はさておき、さあて、今年も畑が当選するでしょうか。
結果が出ましたら、またこのブログでご報告させていただきますね。
部下の結婚式
先週土曜日に、うちの会社の社員の披露宴に呼ばれ、参加してきました。
若い人たちが集い、その新たな門出を祝えることは、とっても嬉しいことですね。
私は主賓として招かれ、臨席させていただきましたが、逆にたくさん幸せを分けてもらった感覚です。
主賓挨拶という大役を仰せ遣ったので、
「部下の手前恥ずかしいスピーチは出来ない」
と、結構緊張してしまいました。
仕事柄、セミナーでの講演などで相当多くの方々の前でしゃべる場面はよくあるのですが、ビジネスの場で話す方が何倍も楽ですね。
こういう場面の方がよっぽどガチガチになっている自分にちょっと戸惑いました・・・。
披露宴では、新郎のエレクトーンの腕前や小学校の頃の恩師が感動的な余興を見せてくださったり、なかなか趣向を凝らした、また、参列者のそれぞれの立場にも配慮したもので、普段は見せない部下の一面が本当に新鮮に映りました。
思い起こせば、私自身が結婚してもう10年になりますが、その当時は若さと勢いだけで、挙式など気が付いたら終わっていたような感覚でした。
とてもそんな気遣いなんて出来ていなかったなと振り返るとともに、10年という歳月がもたらす世の中や時代の変化の大きさを改めて帰宅途中で考えた次第です。
また、これだけ視界不良な世の中だからこそ、未来につながるこういう明るい話題はすごい嬉しいですね。
新たな門出を迎えるお二人の末永い幸せを心から祈りたいと思います。
20年ぶりの同窓会で
ここ数週間、新規案件の提案や会合が矢継ぎ早にあって、更新が随分と滞ってしまいました。
ビジネスの話でもみなさんにご報告したいことがたくさんあるのですが、ちょうど先日故郷の山梨県甲府市の出身高校で30周年記念行事があってそれに参加してきたので、今回はその話を書きたいと思います。
約20年ぶり近くで会った同窓生もいて、当時高校生で付き合っていた友人たちの変わった様、もしくは、全く変わらない様(笑)が楽しくてとても新鮮でした。
一目で顔と名前の一致する友達と、「う~ん、こいつ誰だったっけ?」と頭をフル回転させないと思い出せない友達とがいます。
私はあまり顔つきも雰囲気も変わっていなかったようで、皆からも先生からも「大西~、久しぶりだな!」と声をかけられました。
相手が覚えていて、こちらが覚えていない状況というのは、とにかくやりにくいものですね。
でも、不思議なもので、話しをしていると友人たちとの当時にすぐに戻れて、「あんなこともあった、こんなこともあった」と懐かしい思い出話に花が咲きました。
ひとしきり昔話をした後には、必ず「今はどんな仕事をしているの?」という話にお互いなるのですが、色々なビジネスに従事している人がいるのだなと改めて感じました。
以前、本ブログでも紹介させていただいた若手に農業ビジネスを教えるNPO法人を立ち上げた友人
山梨の魅力をアピールするために特産品であるワインを楽しむツアーを企画する新しい会社を立ち上げた友人
実家の不動産会社を継いでその敷地内でスパリゾート施設を作って運営している友人
県庁や市役所に勤めている友人などなど、
地元に戻って独自の道でがんばっている人たちが結構いることに驚かされ、また、刺激を受けました。
確かに、たまに1年に一度くらい帰省すると、かつて自分が子どもの頃の市の中心街、目抜き通りがまさに「シャッター通り」になってしまっているのを見るにつけ、寂しい思いをすることがあります。
地元を憂う思い、というか、もっと活性化させたいという意識が高い人が多く、頼もしく思うとともに、何か自分にもできることがないかと考えさせられました。
例えば、 農業のような世界はきっと経験に基づく判断が多くて、従事者の高齢化とともに暗黙値が継承されないような問題もあるだろうから、それをデータ化することで新しいビジネスを産めないか。
会員情報の管理などで困っている地元企業があれば、それをサポートするのは地理的な制約がないため、支援できるのではないか・・・等など。
全て我々のビジネスと絡めてですが、良い関係を継続的に維持していくためにはビジネスとしてしくみとして定着させることが必要であり、そんな提案を考えてみても面白いのでは、と感じながら、深夜1時に実家へ帰宅しました。
#既にそういう話題の前振りもしてきたので、後はどうRealizeしていくか、楽しみながら考えていきたいと思っています。
久しぶりに、家庭菜園の最新状況について [趣味]
最近のブログでは、ずっとビジネスに関連することばかり書いていた気がしますので、閑話休題、今回は趣味の家庭菜園の話題に触れたいと思います。
以前、夏野菜については、例年にない土の病気と日照不足で、トマトやキュウリが大打撃だったお話をしました。
冬野菜については、キャベツ、レタス、ブロッコリー、大根(2種類)、丸カブ、ラディッシュ、水菜、小松菜、春菊、ネギ・・・後何種類かのタネを蒔いたり、苗を植えました。
借りている農地の区画を目いっぱい使い、どうにかこうにか一面が野菜の青い葉たちでいっぱいになるようにしました。
土の病気が心配だったので、思い切り土をひっくり返して万全の体制を整えたつもりだったのですが、今度は別の“天敵”が発生したのです。
それは、去年は全く見たこともない「小さな黒い毛虫」が大量に出現して、水菜はほぼ彼らに小さな芽のうちに食べられてしまいました。
異変に気付いてから毎週末に「黒虫狩り」を行うようにしたので、随分と被害は食い止められましたが、小松菜も半分くらいは穴あきになっています。
せっかく丹精込めて蒔いたのに残念で悔しいですが、これも無農薬で自然に野菜を育てようとするときの難しさでしょうか。
「何か今年は小さな芽が大きくならないな、と感じたときに、放置しておかないで、その葉っぱの裏を見てみる」
そのくらいしかできないですが、その年の天候や土や虫の変化をいち早く感じ取って何か打てる手がないかを講じる、そういう気持ちで臨むことが大切なんでしょうね。
野菜たちに去年ほどの勢いはないですが、それなりに育ってきているものもあります。
↑キャベツ・・・一枚一枚葉をめくって青虫取りをするのは腰が痛くなってとても大変です
※完全無農薬はやっぱりつらい。。。
これから鍋やシチューが恋しくなる季節なので、家族で楽しんだり、周囲の皆さんにお裾分けできるように、毎週末の畑仕事に精を出したいと思います。
眼前にある現状を改善するために~それが社会のために~
少し以前にある方の紹介で偶然知り合ったNPO団体の会員になることにしました。
その団体は、約8年前に当時学生さんだった現代表の女性が、大学の研究テーマであった国際問題で「カンボジアの貧しい農村における少女買春」にたまたま出会い、
「何か自分がやらなきゃダメじゃないか」
と一念発起したことから始まった活動です。
かものはしプロジェクト
http://www.kamonohashi-project.net/
今はたくさんの素晴らしい経営者や善意の会員の方々に支えられて、本を出版されたり、メディアに取り上げられたり、活動が点から線、線から面へと広がりを見せているようです。
しかし、きっとそれを立ち上げようと決意した初期段階では、ご家族や周囲の方々だって
「なんであなたがそんなに大変なことを選択しなければならないのか」
と心配されたでしょう。
また、「思いつきでそんなこと始めたって、砂漠に水を撒くようなもので、結局何になるのか。世の中はそれで改善したりはしない。」と、色々な人たちから批判されたり、「やるだけ無駄」と冷めた視線で見られていたのではないかと思います。
でも、私は「果てしのないチャレンジで、結局世の中は何とかできないかもしれないけど、自分の目の前に厳然たる事実として”ある”現状の問題を何とかしたい」という単純で純粋な思い、そして、それを8年間持ち続けて活動を続けてきたこと、これが素晴らしく大切だと思っています。
世の中には「批評家」がたくさんいます。
他人のことを批判する前に、じゃあ、自分もやれば良いのに、その一歩を踏み出さず、 安全な立ち位置から
「そんな綺麗ごと言ったって、結局うまくいかないよ」
「だったら、こういう場合はどうなるんだよ(この世界をよく知らないな)」
と批判だけする人たち。
当事者にならずに批判だけする人たちに、私もたくさん会ってきました。
彼女のような崇高な思いでは全くなく恐縮ですが、「自ら体験した業務上の課題を少しでも社会の人たちに対して改善していきたい」というビジネス上の動機から、十数年前に全く新しい事業を立ち上げ、今日まで至っています。
「データの重要さをもっと認知してもらえるようになりたい」という思いで今も変わらず続けていますが、まあ、批評家が多いですね。
そういう意味で彼女たちの団体の行動は、どんな結果であってもそれはまさに「実行」の結果であり、是非応援したいと感じた次第です。
会員もかなりのハイペースで増えていて、セキュアで正確かつ効率的な会員管理のアドバイスを必要とされているとのことだったので、何かの「ご縁」で彼女たちの活動を私は知った訳ですから、何かうちの会社の強みを使ってできることがあればと思い、無償のコンサルティングと適切な会員データ管理方法への移行をお手伝いすることにしました。
その状況は、本ブログ、場合によっては当社ホームページ等を通じて順次ご紹介していきたいな、と思っています。
※これまで色々とカッコよいことを言ってきましたが、もし自分の娘が「お父さん、私カンボジアでボランティアを・・・」と言い出したら、私自身どう答えようか正直悩んで反対するかもしれません。。。
人間としてまだまだですねぇ、う~む。
ユーザ部門からの発想-新しいビジネス創出のためには
最近、新聞紙面やビジネス雑誌を眺めていると、イノベーション=「自然エネルギー」や「エコカー」といった環境キーワードのビジネス、といった様相になっていると感じます。
民主党の新政権になって「CO2等排出量について、2020年までに25%減(1990年比)を実現する」といった公約は大変インパクトがあり、民需・官需問わずこれから投資されるであろう金額の規模は一つの産業を興すことに匹敵するのではないでしょうか。
誰もが反対すべきでない「取り組んでしかるべきテーマ」であり、これまで日本や世界を支えてきた産業の景気や消費が低迷する中で、国益にもつながる環境ビジネスに期待が一身に高まるのはよく理解できる現象と思います。
こうした国民(企業、個人とも)の関心の高まりを受けて、「25%削減」という大きな、崇高な目標を達成するためには、まずもって
「報告義務のある事業者を正確に把握(マスタ台帳化)し、適切な申告・報告を怠る事業者には是正する強制力を持ちつつ、CO2排出量等を正確かつ公平にデータ化すること」
が出発点ではないかと感じています。
このデータの信頼性に対して疑念が生じた瞬間に、一生懸命届出を行った正直者がその社会的コストを背負わされ、そうでない違反者が手間一つかけることなく得をするような構造になってしまいます。
今現状でも、国内外の環境に関する規制には、大気や土壌に関するもの、含有される化学物質に関するもの、廃棄物に関するもの、エネルギーの再利用に関するものなど、監督省庁の所管や国・自治体等によって様々なルールが存在しています。
しかしながら、それらが省庁ごとにデータ連携されておらず、かつ、「報告義務を負っている事業者が具体的にどれだけ全数存在して、その事業者から報告義務の適切な履行がなされているか/いないか」が省庁横断的に情報共有できていないのが現実ではないかと推察しています。
(現行法制度上で情報共有が許されていないことも原因です)
こうした場面でも、当社の「データマネジメント」の考え方と技術的実行手段がとても役立つのではないか、と考えております。
・・・すいません、ちょっと宣伝っぽくなってしまいました。
本日書きたかったのは、環境ビジネスが注目されていることの是非とか、当社がそこで役に立てることをPRしたかったわけではありません。
そこまで大きな投資や世間的に注目を浴びないような分野でも、こういう苦しい時代だからこそ、潜在的なニーズにマッチしていたり、地道な創意工夫によってニッチなマーケットを押さえるような商品・サービスがもっと世の中に生み出され、イノベーションを巻き起こし、経済の活性化に寄与すべきではないでしょうか。
当社の事業は、10数年前、私がユーザ(業務)部門に在籍したときに
「こういうサービスがあったら、きっと自分のように困っている人がとても助かるし、喜んでくださるだろうな」
と単純に発想したところからスタートしました。
何もないゼロからの、一人ではじめた事業だったので、それは「イノベーション」なんてカッコ良い言葉で括れない、七転び八起きの連続でした。
しかし、「自分が心から困ったことを何とかしたい」という信念があれば、不思議と立ち上げ期の不安で不安で仕方ない時期も何とか乗り越えれるものです。
私は、どんな仕事、どんな業務、どんなビジネスにも、その日々の日常の中に必ず改善すべき課題が存在するものであり、その一つひとつがビジネスの大切な「萌芽」になると信じています。
今の環境ビジネスのように注目されずとも、こうした厳しい社会情勢は逆にチャンスであり、ユーザ部門の出身の方がご自身の体験で実際に困ったことを解決していくビジネスにチャレンジしてくださると、少しは重苦しい今の日本の閉塞感も解消されるのではないかな・・・などと感じています。
取り留めない話に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
子どもの運動会で・・・
先日、二人の子どもの幼稚園の運動会がありました。
前日も相変わらず、お客様との会合が入っていたため、若干お酒が残りつつだったのですが、朝早く起きて運動場に向かいました。
子どもが通う幼稚園は園庭が狭いため、近隣の小学校のグラウンドを借りて、そちらでの開催です。
インフルエンザも流行っているので、開催する幼稚園の方もとても気を揉んだと思います。
一生懸命運動会のために練習した園児たちに是非やらせてあげたかったので、開催できて本当に良かったと感じました
体操やダンス、リレーなど、我が子が楽しそうにやっているのを見るのは、親ばか丸出しですが、至極の喜びですね
過去2回の運動会では、ほとんどビデオ撮影役でファインダー越しだったのですが、どうしても「うまく撮影する」ことが目的化して気を取られてしまいます。
今回はそうではなくて、カメラ中心にして自分の目で園児たちの動きを追えるようにしました
家内が運動会実行役員だったため、「保護者競技」に参加できない親御さんが出た場合に駆り出されました
「タオルでボールを運ぶレース」とか「子どもと二人で玉が落ちないように走るリレー」などに出ましたが、普段は家庭菜園くらいしか体を動かさないので、結構楽しいものでした
その保護者参加競技の中に「おとなの本気リレー」という種目があり、小学校の校庭一周を走ることになりました。
見るからに「スポーツマン」っぽいお父さんたちばかりのチームがあり、我々のチームは私含めて明らかに力量が不足している感がしていました
でも、「競争」となるとおかしなものでふつふつと「負けてたまるか」という気持ちが沸いてくるものです
私の前の走者ががんばったので、私は2番手でバトンを渡され、思いっきり全力疾走したら案外簡単に前のお父さんを抜き去ることができました
「おっ、これは一位でそのままいけるな」と思った矢先に、コーナーを曲がりきれず、派手に転倒してしまいました
「気持ちは先に行くが、体がついてこない」とは、まさにこの状態ですね
必死になって立ち上がって走り続けたのですが、バトンを渡す手前数十メートルのところでもう一度足がもつれてこけてしまい、最終的には2番手のまま、バトンを次の走者に渡すはめになりました。
まったく、お恥ずかしい限りです
結局、4チーム中3位という結果となってしまい、子どもたちに「お父さん、がんばったけどダメだったよ…」と話したところ、全く予想外の答えが返ってきて、驚きました。
「はじめは早かったし、一生懸命がんばったお父さんはすごい」と。
考えてみれば、必死になって全力疾走している姿など子どもに見せたこともなく、結果はどうであれ、そういう一生懸命の姿を見せていくということはとても大切なんだな、と実感しました。
でも、3位になったのはまだ悔しく、格好悪く転んだ自分も情けないので、「今度走るときには少しは鍛えてからにしよう」などと決意している次第です(笑)
ものすごく個人的な話題に、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
秋野菜の準備 [趣味]
先々週と先週末とでトマトやキュウリ、ナスといった夏野菜を片付けて、秋・冬野菜の準備をしました。
この時期いつもそうなのですが、
「がんばってこれまで実をつけてきてくれたのに、後もう少し刈り取らずに置いておいてあげれば、もうちょっと実がなるのではないか」
と、根っこを引き抜いてしまうのが忍びない気がしてしまいます
とはいえ、次の時期の野菜を蒔いて新陳代謝をしていかなければなりません。
「ホントにありがとね」という気持ちで1本ずつ引き抜き、片づけしました。
今年は土の病気があって味も収穫量も出来が良くなかったので、とにかく地中深くからショベルで土を掘り起こします。
例年の9月に比べれば随分と作業がしやすい暑さですが、土を深く耕し、石灰や化成肥料、堆肥を蒔いて畝を作ってシートをかけて、タネを蒔いて水をやって、、、と繰り返していると、結構な重労働で大量の汗が噴き出してきます
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーを植え、やはり冬といえば鍋、その具材に適した大根、かぶ、水菜、春菊などのタネを蒔き、ご近所さんからいただいた九条葱の苗も植えました
これだけ植えてもまだ耕地に余裕があるため、余った場所に何を植えるか、また考えたいと思いますが、これから秋・冬にかけての収穫が楽しみなところです
完全に有機、無農薬でやるため、これからは葉物(キャベツなど)に青虫が付かないよう、葉っぱを一枚一枚めくって駆除するという大変な仕事が待っているのですが(かがんで手で青虫を取るしかないので、腰が非常に痛くなるタスクでして・・・)
巷は「シルバーウィーク」ということで交通機関や高速道路が大混雑しているようですが、子どもたちが体調を崩しがちだったこともあり、外出もほとんどしませんでした。
逆に、家庭菜園で思いっきり汗をかいたり、近場の空いている公園で子どもとキャッチボールしたり、事業の将来のことなどを意識して考えるでもなく、ぼんやり思い至らせたりするのには、ゆったりとした良い機会になったのではないかと思っています
※休み中のある夜、「当社のビジネスに何故競合が参入してこないか」を考え出したら、案外難しいテーマで気付いたら朝が明けてました。
こういう休日の過ごし方も良いものですね。
皆さんは連休をいかが過ごされましたか。